「エアコンの電気代って、1時間でいくらかかるの?」
毎年、夏になると気になるのがエアコンによる電気代。2024年の猛暑では、請求額に驚いた人も多いのではないでしょうか。

エアコン1時間でいくらって…正直、ちゃんと計算したことないかも…💦
この記事では、実際に行ったアンケート調査をもとに、世帯人数別のリアルな電気代の平均と1時間あたりの目安金額を徹底解説!
さらに、節電のヒントや生活スタイル別の落とし穴もあわせて紹介します。
節約しながらも快適に夏を乗り切るためのヒント、ぜひチェックしてください。
【調査】2024年8月の電気代はいくらだった?


では、「夏の電気料金はどのくらいになるのか?」という不安を解消するために、アンケートを取り各家庭の2024年度8月の電気料金についてヒアリングを行いました。



我が家は2024年8月の電気代は25,479円でした
(オール電化、3人家族)
アンケート概要と対象者プロフィール
今回、様々なデータを収集するために、クラウドワークス(クラウドソーシングサービス)にてアンケート募集をしました。
アンケート概要と対象の方
- 調査時期:2025年5月(2024年8月分の電気代を集計)
- 対象者:全国の1人〜5人以上世帯、計50名以上
- 質問内容:8月の電気料金、エアコンの台数、1日あたりの使用時間 など
データの前提と考え方
今回のアンケートでは、「電気代全体」=「エアコンの電気代」ではないことを前提としています。
ただし、8月という真夏のタイミングにおいて、エアコンの使用が電気代に強く影響していると考えました。
そこで、電気料金の合計に加え、「エアコンの台数」と「1日の使用時間」も合わせてヒアリングし、
世帯人数ごとの使用傾向を探ることで、「なぜこの世帯の電気代が高いのか?」の背景も見えてきました。
【結果】世帯別の平均電気代と1時間あたりの目安
世帯人数 | 平均電気代(円) | 1時間あたり(円) |
---|---|---|
1人 | 約6,835円 | 約28.5円 |
2人 | 約14,704円 | 約61.3円 |
3人 | 約18,687円 | 約77.9円 |
4人 | 約16,449円 | 約68.5円 |
5人以上 | 約15,000円(参考) | 約62.5円 |
このデータを見ると、世帯人数が増えるごとに電気代も上がっていく傾向はあるものの、実は3人世帯が最も高いという意外な結果になりました。
家族の人数だけでなく、「どのようにエアコンを使っているか」が、夏の電気代に大きな差を生むカギだと考えられます。
なぜ3人暮らしの電気代が高くなりやすい?
今回のアンケート結果で最も電気代が高かったのは、意外にも「3人世帯」でした。
「人数が多いほうが電気代も高くなるのでは?」と思うかもしれませんが、そこには暮らし方の落とし穴が。
「1人1部屋で冷房をつけている」=エアコン3台同時稼働パターンが多いためです。
一方で4人以上の世帯では「リビングで一緒に過ごす」割合が高く、1台のエアコンで済む=電気代が抑えられる傾向も。
エアコンの電気代は「1時間あたり」いくらが目安?


快適に夏を過ごすための家電として当たり前になった「エアコン」ですが、気になるのがその電気代です。
まずはエアコンの電気料金はいくらくらいなのか?解説していきます。



電気代を把握すれば、節電方法もイメージしやすいですよ!
基本的な計算式は「消費電力×電力単価」
エアコンに限らず、家電の電気代を計算するための基本的な考え方はとてもシンプル。
「消費電力(kW)×電力単価(円/kWh)」=1時間あたりの電気代という式に当てはめるだけで、ある程度の目安を知ることができます。
たとえば、6畳〜8畳向けの一般的な家庭用エアコンの消費電力は約800W(=0.8kW)。
電力会社の契約プランにもよりますが、2024年現在の全国平均を31円/kWhとした場合…
0.8kW × 31円 = 24.8円/1時間あたり
1日8時間使えば198円/日、30日で5,940円/月といった感じでザックリ把握できます。
「定格消費電力」に基づく目安



最近のエアコンはインバーター制御によって稼働時の電力量を抑えるため、実際にはこの金額よりも少なくなるでしょう。
また、室温や設定温度・外気温・住宅の断熱性能・エアコンの年式などでも使用電力量は大きく変動します。
目安として参考にしつつ、より正確に知りたい方は「電力モニター」や「スマートプラグ」を使って、
実際の消費電力量を測る方法もおすすめです。
「自分の家のエアコン」はどれくらい?ざっくり把握のコツ



エアコンの電気代って計算できるって言うけど、うちのはどれくらい使ってるの?
まずお使いのエアコンの機種名と消費電力をチェックしてみましょう。
私の自宅(賃貸メゾネットアパート)では、2024年夏に以下の3台を使用しました。






台数 | メーカー | 型番 | 定格消費電力(冷房) |
---|---|---|---|
1台目 | パナソニック | CS-229TB-W | 450W(0.45kW) |
2台目 | コロナ | CSH-B2214 | 545W(0.545kW) |
3台目 | パナソニック | CS-400CF2-W | 1190W(1.19kW) |



2010年あたりのモデルでした…省エネ性は高くないですね…汗
我が家で使用しているエアコン3台の定格消費電力をもとに、1時間あたりの合計消費電力は2.185kWと仮定できます。
2.185kW × 31円 = 約67.7円/1時間あたり
これを1日6時間稼働した場合…
67.7円 × 6時間 = 約406円/日
406円 × 30日 = 約12,180円/月



このくらいの金額になるんだ!節電のモチベーションも上がる!
型番から簡単に!家電の消費電力を調べる方法
エアコンなどの家電の「消費電力」は、意外と簡単に調べることができます。
特におすすめなのが、製品の型番を使った方法です。
✅ 方法①:室内機についてるシールをチェック


家庭用エアコンは一般的に室内機の下側に「型番(モデル名)」と「定格消費電力」のシールが貼り付けされています。
まずはここをチェックしてみましょう。
✅ 方法②:ネットで型番を検索する


型番がわかったら、Googleなどで「CS-229TB-W 消費電力」などと検索すると、
メーカーの公式サイトや製品ページでスペック表が見つかります。
「冷房時定格消費電力」または「冷房時消費電力」という項目が目安です。
✅ 方法③:取扱説明書やカタログで確認


もし製品ページが見つからなくても、メーカーのWebサイトから取扱説明書PDFがダウンロードできることもあります。もし、説明書を保管していたらそちらでもOKです!
「仕様」や「電源」「消費電力」の欄に目安が書かれています。
ポイント:冷暖房で消費電力は違う!
冷房よりも暖房のほうが消費電力が高い傾向があります。
この記事では「冷房時」の目安で話を進めていますが、冬場に調べたいときは「暖房時消費電力」もチェックをしましょう。
実際の使用量を「見える化」する便利アイテムとは?
スマートプラグで使用電力量を「見える化」
スマートプラグは、家電のコンセントに挿して使うアイテムで、スマホアプリと連携すれば、リアルタイムの使用電力量や電気代の目安が確認できます。


Wi-Fi接続できるモデルなら、ON/OFFの自動化やタイマー設定もできるため、節電+快適な暮らしの両立に役立ちます。
家電ごとの電力を数値で確認できる電力モニター


もう少し専門的に測りたい人は、「ワットチェッカー」などの電力モニターも選択肢に。
家電ごとの消費電力や使用時間、積算電気代まで細かく表示されるため、どの機器が電気を食っているのか?が一目瞭然になります。
ただし、エアコンの機種には200V対応機種など、コンセント形状が対応していないものもあります。
その場合は、全体の電気使用量と運転パターンから逆算するのが現実的です。
夏のエアコン電気代を抑える方法3点


毎年夏になると電気代の請求が不安になりますよね。
次に、「夏の電気代を節電するためのヒント」を、家電製品アドバイザーの目線で3つご紹介します。
① タイマー設定とサーキュレーター活用
「エアコンはこまめに切ったほうが電気代が安くなる」と思っていませんか?実はこれ、状況によっては逆効果になることもあります。
というのも、エアコンは起動時に最も電力を消費するため、頻繁にオン・オフを繰り返すよりも、温度を一定に保った方が効率が良いんです。
以下のポイントを抑えながら、節電につながる使い方を目指しましょう。
- 外出時間が短いときは「つけっぱなし」のほうが安いことも
- 就寝時は「切タイマー」よりも「おやすみモード」や温度緩和機能を活用
- 日中の在宅時は、28℃前後+サーキュレーターで体感温度を下げる工夫を



省エネモードが搭載されているエアコンでは、自動で電気代を抑えてくれます!使う頻度が高い部屋ほど、節電性の良さにこだわってみましょう。
② 遮熱カーテン・断熱フィルムで外気をシャットアウト
エアコンをどれだけ効率よく使っていても、外からの熱がどんどん入ってきたら台無し。特に直射日光が当たる部屋や南向きの窓は、冷房の効きが悪くなりがちです。
また、夏場の室温上昇の約7割は窓からの熱が原因と言われています。窓際の対策をすることで、エアコンの設定温度を上げても快適さを保てるようになります。
- 遮熱カーテン/遮光カーテン
→ 外からの熱や光をブロックして、冷気を逃さない - 断熱フィルム・遮熱フィルム(窓に貼るタイプ)
→ 日差しの侵入と室内の冷気の漏れを防止。ホームセンターや100均でも手に入る - 外側にすだれ・シェードを設置
→ 窓の外で直射日光を遮ることで、室温上昇を元から防ぐ効果あり



「外から入れない・中の冷気を逃がさない」のダブル対策をすることで、エアコンの効率が格段に良くなり、設定温度を28℃程度にしても快適に過ごせるようになります。
③ 電力会社のプラン見直し(セット割など)
いくら節電を頑張っても「電気代がなかなか下がらない…」と感じるなら、契約している電力プラン自体が生活スタイルに合っていないのかもしれません。
たとえば、契約アンペア数が高すぎると基本料金が割高になりますし、日中メインでエアコンを使うご家庭と、夜間中心の生活を送る家庭とでは、最適な料金プランや電力会社がまったく異なる場合もあります。
また、従来型の従量電灯契約よりも、「時間帯別料金」や「ポイント還元型」の方が結果的におトクになるケースも増えています。
- テレワークや育児で日中に在宅時間が長い人
- 夜間にまとめて家事をこなすなど、生活リズムが偏っている家庭
- 同じ地域・使用量でも、電力会社を変えるだけで月数千円の節約ができた人も!



ライフスタイルの変化に合わせて、電力プランも見直ししましょう!
まとめ|「1時間〇円」から逆算する電気代の見直し
計算方法の基本を押さえ、全国平均と比べてみることで、「うちは高いのか安いのか」が、ざっくり見えるようになったのではないでしょうか。
この記事でわかったことをおさらいすると…
- エアコンの電気代は「消費電力 × 電力単価」で目安が出せる
- 世帯人数だけでなく、使い方や稼働台数が料金に直結する
- 節電は今すぐできる工夫と、根本から見直す手段の両方がある



エアコンの電気代を知って無理なく節電!
エアコンは、夏を快適に過ごすための欠かせない家電。だからこそ、上手に・ムダなく使う工夫を知っておくと、心にもお財布にも余裕ができます。
今すぐじゃなくてもOK。「うちの電気代って高いのかな?」と気になったタイミングで、また見直してみてくださいね。
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